2014年8月28日木曜日

Amazon WorkSpaces 東京リージョンを早速試して見ました。

【AWS発表】Amazon WorkSpacesが東京リージョンでも利用可能に

 
Amazon WorkSpaces 東京リージョン。ようやく提供が開始されたので使ってみました。
とりあえずの試用メモです。前回のオレゴンリージョンでの記事と比較してご覧下さい。
 
 それでは、いきます。

■遅延
・当社渋谷オフィス(回線はフレッツ光)から東京リージョンまでの遅延は5ms。速い!
  デスクトップの操作もサクサクで、これなら実用に耐えうる感じです。




■日本語正式対応
・デプロイ時に日本語か英語かを選べるようになった。

 


・WorkSpacesクライアントも日本語対応(設定から変更できます)

 これは英語でも特に困らないですが。



日本語キーボードなのに英語キーボード配列で認識されてしまう問題も解決
 ちゃんと日本語キーボードとして認識してくれます。

  うれしい日本語正式対応!




 
  日本語対応についてはクラスメソッドさんのこちらの記事が詳しいです。

■簡易ベンチ
・Standardタイプで計測

・CINEBENCH R15 CPUスコア: 40
 Celeron N2830(2.16GHz / TB2.41GHz / 2core)が72、シングルスレッドで39なので、かなり微妙。
 Atom Z2760と同等か、少し下くらい。


 
・CrystalDiskMark 3.0.3b: 画像参照




■動画再生
・youtube(Google Chromeで再生)
 1080p: コマ送りでとても無理
 720p: 同上
 480p: ウィンドウモードではギリギリ大丈夫。フルスクリーンにするとコマ送り。

・h264 AVC MP4(Media Playerで再生)
 フルHD/30fps: コマ送りでとても無理


■その他
・ゲーミングマウスでカーソル飛ぶ問題が改善
 どうも遅延が大きいと発生する問題のようです。
 東京リージョンではあまり発生しません(完全に発生しない訳ではないです)

・クリップボード
 テキストや画像はクライアントPCと同期してくれる。
 ファイルのコピーは無理(ドラッグしても無理)

■総評
いかがでしたでしょうか?
取り急ぎの試用ですが、東京リージョンで利用することによってAmazon WorkSpacesは、通常のオフィス用途であれば十分実用になるという感想を持ちました。

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